■仕事編
Q.事業を一言で表すと?
未活用農作物を価値に変える食品メーカー

Q.どんな課題を解決できるビジネスですか?
手不足、低収益、高齢化

Q.この事業を始めたきっかけは?
17歳のとき、母方の小規模農家で「まだ食べられる農作物が、価格がつかないという理由だけで廃棄される現実」を知りました。
努力して育てた作物が価値ゼロになる構造に疑問を持ち、「農家を救う仕事をする」と決意しました。
その後、世界15カ国を食べ歩きながら食文化や流通を学び、日本全国の小規模農家を訪問。
廃棄予定農作物を保存性の高い食品へ再設計することで価値に変えるビジネスモデルを構想し、株式会社フォレストバンクを創業しました。
Q.現在のサービス(またはプロダクト)の特徴を教えてください。
規格外や価格がつかず廃棄予定となる農作物を買い取り、ピューレ化・ジェラート化などの加工を行い、保存性の高い食品として再設計する食品メーカーです。
原料調達から一次加工、商品開発、OEM製造までを一貫して行うことで、未活用農作物を安定した商品として流通させる仕組みを構築しています。

Q.ターゲット(お客様)はどんな方ですか?
ホテル、観光施設、道の駅、飲食店、小売企業

Q.競合や他社との違い・強みは?
① 未活用農作物を「保存性の高い食品」に再設計する技術
通常は規格外農作物は廃棄・加工原料として安価で流通するが、当社はピューレ化・ジェラート化などにより長期保存可能な食品へ転換し、付加価値を高めて流通させる独自モデルを構築している。
② OEM中心のBtoBモデル
自社で小売を行うのではなく、ホテル・観光施設・飲食店・小売企業向けにOEM供給することで安定した販路を確保している。
③ 全国の小規模農家との仕入れネットワーク
全国の小規模農家から未活用農作物を買い取るネットワークを構築しており、安定的に原料調達が可能。
④ 小ロット・多品種製造への対応
自社工場により、小ロットからの商品開発・製造が可能で、企業のオリジナル商品開発にも柔軟に対応できる。
⑤ 廃棄削減と収益性を両立するビジネスモデル
「フードロス削減」を理念にとどめず、企業の商品開発・OEM製造と組み合わせることで、社会性と収益性の両立を実現している。
■近況編
Q.最近のトピックス(成果・ニュース)はありますか?
・未活用農作物を活用したジェラート・ピューレOEM事業において、取引企業数が300社を突破。
・売上は創業以来成長を続け、前年比約300%の成長を達成。
・全国の小規模農家との買取ネットワークを拡大し、未活用農作物の流通モデルを構築。
・未活用農作物の一次加工(ピューレ化)を軸とした新たな食品開発を進めている。
・テレビ取材などメディアからの関心も高まり、フードロス削減の新しいビジネスモデルとして注目されている。


Q.現在の課題(悩み)は何ですか?
① 未活用農作物の安定供給体制の構築
全国の農家から未活用農作物の相談が増えている一方で、地域ごとの集荷・一次加工体制が十分に整っておらず、供給量を十分に活かしきれていない。
② 製造キャパシティの拡張
OEM依頼の増加に対して、製造能力や冷凍保管スペースの確保が課題となっている。
③ 冬季の売上安定化
ジェラート事業は季節変動の影響を受けやすく、冬季の売上安定化のための商品開発や新規事業の拡張が必要。
④ 未活用農作物の価値認知の向上
未活用農作物の活用価値は高いものの、企業側の認知はまだ十分とは言えず、市場拡大に向けた情報発信が課題。
⑤ 地域ごとの一次加工拠点の整備
農作物の廃棄を減らすためには、地域での一次加工(ピューレ化など)の拠点整備が必要。
Q.未来翔会に期待することは?
新しい販路の開拓
ホテル、観光施設、飲食店、小売企業などとのネットワークを広げることで、未活用農作物を活用した商品の販売促進につなげたいと考えています。
■未来編
Q.今後のビジョン・目標を教えてください。
未活用農作物を価値ある食品へ転換する仕組みを拡大し、農業と食品産業をつなぐ新しいインフラを構築することを目標としています。
現在はジェラートやピューレなどのOEM製造を中心に事業を展開していますが、今後は全国の農家との連携をさらに強化し、未活用農作物が「廃棄されるもの」ではなく「価値ある資源」として流通する仕組みを拡大していきます。
将来的には地域ごとの一次加工拠点を整備し、全国規模で未活用農作物を循環させる食品サプライチェーンの構築を目指しています。
株式会社フォレストバンク
Webサイト:https://www.forest-bank.co.jp










